美容と健康

40歳で起こった不調を漢方と栄養療法で改善しました(現在も続行中)

40歳で起こった不調を漢方と栄養療法で改善しました

こんにちは

40歳に突入したゆゆはです。

順調に年を重ね40歳となった翌月に腰痛(&腹痛)から始まって、もしかして癌じゃないのかと不安になっているうちに鬱、のぼせ、不眠などの症状がでてきました。

ネットで調べるとうつ病と更年期症状が近い。

心療内科の予約が取れずふと思い出した漢方内科に行ったことで、漢方や栄養療法などを組み合わせて、ほとんどの症状は改善され、日常生活を送ることができるようになりました。

まだ継続中ですが、同じようなことで悩んでいる方の参考になればいいなと思ってます。

不調から病院に行くまで

 

過程 2020年11月中旬

  • 背中、腰の一か所が痛い。たまにお腹側もある一か所が痛い。痛みの場所は変わらず、常時痛くないので様子を見ることに。
  • 他はいつも通り
過程 2020年12月下旬

  • 腰痛と腹痛は痛みが出る時間が増える
  • かかりつけ医に相談して各検査(血液検査・エコー検査・CT・大腸内視鏡)するも全て異常なし
  • 痛みどめとサインバルタ(抗鬱剤)処方
過程 2020年1月下旬

  • 横になると腰が引っ張られるような感覚に
  • 入眠障害と中途覚醒に悩みはじめる
  • ペインクリニックを受診するも、かかりつけ医の判断は合ってる、これ以上は心療内科がいいかもしれないと言われる
  • 睡眠導入剤としてルネスタ2mg処方
  • 痛みが精神的なかもと安定剤のリーゼ処方
過程 2021年3月下旬

  • 腰痛と腹痛は変わらず
  • からだがやたらあつい
  • 眠れないことの恐怖からか鬱状態(身の置き場がなくてそわそわ感に襲われる・不安感)
  • 身体が鉛のように重たくて動けない
  • 食欲不振(ほぼ食べられない)
  • 不眠が悪化(ルネスタ2mg*2へ)
  • 仕事を有給で1週間お休みへ
  • 食事は両親が作ってくれてました

痛みよりもきつかったのは鬱症状。なんともいえないくらいそわそわ感に襲われ、自分がこれ以上おかしくなって子供たちを育てられないんじゃないかと思ってどんどん追い詰められていきました。スマホで心療内科を探して予約の電話をかけました。

好転するきっかけ

心療内科に電話するも繋がらなかったり初診がなかなかとれないところばかり。

会社を休んで散歩中(太陽にあたる目的だけで歩いてた)にふっとこの近くに漢方内科があることを思い出して行ってみました。

その先生はよく話を聞いてくれ、訴えた症状からだけではなく、舌診や脈診をして、ほてりや咳、胃が弱っていることなど自覚してなかった身体の症状も見つけてくれ、「この人を信頼して治療をしよう!」と思ったのが前向きになった結果でした。

漢方内科+栄養療法+自律神経を整える

漢方で治療をすることを決めてから、元々精神系の薬に抵抗のある私はサインバルタ・リーゼ・他の痛みどめを一切やめました。

眠れないとメンタルに直結するのでルネスタ2mg1~2錠は続けることにしました。

★治療スタート 1~2週間

処方されたのは、「ツムラ滋陰降火湯」と「ジュンコウ補中益気湯」1日3回、睡眠導入用に「ツムラ加味逍遙散」を寝る前に服用

飲んで数日でのぼせは少しずつ改善され、だるさもなくなっていきました。

ゆゆは
ゆゆは
漢方ってこんなに早く効くことにびっくりしました

精神状態はピークに比べたらマシでしたが、家事もそこそこで毎日夫の前で泣いていました。一進一退。

漢方医から「自律神経はいきなり崩れることはなく、先に女性ホルモンがくずれていると思う」と言われましたが、特に女性ホルモンに働きかけるような漢方は処方されなかったため漢方内科の帰りに命の母も購入し飲み始めました。

夫には休んだ方がいいと言われましたが、休めば休むほど復帰しづらいので鬱ピークを脱して2.3日は短時間にして職場に復帰。

自律神経によさそうなことを調べできることをやりました。

自律神経を整える生活
  • 朝起きたら日光を浴びて15分は手のひらで日光浴してます。
  • 身体を動かす⇒動けるときはとにかく散歩
  • 半身浴で汗をかく
  • 寝る前にヨガ⇒続かなかった

★治療から3~4週間目

ルネスタ2mgから1錠で眠れるようになり、少しずつ眠れそうな感覚がでてきたので休日前は半錠にしてみたりして勝手に減薬していきました。

のぼせが日に日に気にならなくなり、腰痛が減ったのもこの頃。

通院日に調子がよくなっていること、かみしょうさんはあまり効いてる感じがしないと伝えたら「ツムラ滋陰降火湯」と「ジュンコウ補中益気湯」が朝と夕のみに、「加味逍遙散」は中止、そして命の母を代わりにと「桂枝茯苓丸」「香蘇散」(寝る前)を処方してもらいました。

★治療から1か月を過ぎて

このころには時間は睡眠導入剤を飲まずとも眠れるようになりました。

今も眠れるようになったとはいえ、入眠までに時間はかかるし、中途覚醒もあります(すぐに寝付けます)。

のぼせも喉の渇きももう感じません。不安感やざわざわ感は6割減。全体的に調子が良くなったので受診は3週間に1度になりました。漢方薬はどれも継続。

さらなる改善を求めて栄養療法

身体症状はどんどんよくなるも、あと一歩の鬱症状と睡眠障害がなかなかしつこくて、他になにかできることはないか探したところで藤川先生の「すべての不調は自分で治せる」を本を読んでみました。

鉄分とタンパク質が不足を解消して鬱が治るというもの。

血液検査で調べたところ鉄貯蓄もタンパク質も最重度に不足しているという結果が出まして、プロテイン+メガビタミン+糖質制限をはじめました。

多分2週間くらいつづけたところでさらに精神状態はよくなったと思います。

現在の状態(2021年5月)

現在の状態としては、仕事+家事+育児は通常通りにできています。

精神状態もあと2割というところです(鬱気分というより興味とか集中力)

入眠しづらいのと中途覚醒もありますが、薬なしでなんとかなっているのでいつかまた改善するものだと思っています。

腰痛⇒座りっぱなしが続くと症状はでるけど前に比べたら軽いです。

まとめ 40歳からの不調は寝て治らない

女性ホルモンが緩やかに落ちていく40代。

不調は寝るだけでは治りません。

血液検査で確かめたわけではないので、女性ホルモンの乱れだったのかはわからず仕舞いですが、産後鬱の経験もあり、ホルモンの崩れは精神的なトリガーになりやすいため、そういうのが関係したのかなと思っています。

私は精神的な薬は否定的な方で、漢方薬でいくと決めてからは安定剤や抗鬱剤以外と睡眠導入剤は自分で決めてやめてしまいました。まだ飲み始めてそれほど経っていなかったので離脱症状もありませんでした。

これで治るとは思ってないものを飲み続けてもここまで改善しなかったと思います。

そのやり方が正解かどうかはわかりませんが、結果的には1か月ほどで8割改善しています。まだ完治はしてませんし、これからも漢方も栄養療法も自律神経を整える生活も続けるので改善出来たらすぐに報告します!