こんにちは、介護系事務員@ゆゆはです!
つい昨日(2018年10月26日)ヘルパー派遣している先の利用者様がインフルエンザと診断されてしまいました。
介護施設で働いているゆゆは家は毎年必ずインフルエンザの予防接種をしています。
今まで時期になったらとりあえずで打っていたインフルエンザ予防接種の正しい接種時期や効果などまとめてみました。
インフルエンザとは
インフルエンザとはインフルエンザウィルスによっておこる病気です。
普通の風邪はのどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳などの局所的症状が現れるのに対して、インフルエンザは38度以上の発熱、関節痛、筋肉痛、倦怠感など全身症状が急激に表れるのが特徴です。
体力のない方や高齢者や乳幼児などは命にかかわることもあります
インフルエンザの初期症状
突然くる悪寒(身体がゾクゾクする)、高熱(38度以上)、関節痛、倦怠感が特徴で症状が出るのが特徴です。
インフルエンザの感染源
インフルエンザは飛沫感染が主です。くしゃみや咳に含まれるウィルスが空気中に浮遊しているうちに他の人の呼吸器に入り関節します。
インフルエンザのウィルス型
インフルエンザウィルスは大きく分けてA型、B型、C型の3種類です。
種類 | 特徴 | 流行度 |
A型インフルエンザ | 38度を超える高熱、呼吸器系の合併症、のどの痛み、関節痛、筋肉痛 | 144種類もの型があり変異株がたくさんあるので時に大流行を引き起こします |
B型インフルエンザ |
下痢やお腹の痛みなどお腹の風邪の症状に似てる |
2年に1度くらいの流行 |
C型インフルエンザ | 普通の風邪と同じような症状で軽症で済むことが多いです。一旦免疫を獲得すると死ぬまでその免疫が持続すると考えられています。 | 流行しない |
インフルエンザの流行期間
日本では例年12月~3月が流行シーズンです。
流行期間というだけで1年中いつでもかかります。
インフルエンザワクチンについて
予防接種を打った人の中にはこんな人の声もちらほら聞かれます。
インフルエンザワクチンは毎年厚生労働省指導の下、流行しそうなウィルスに合わせて製造されてます。
インフルエンザA型は144種類あり、予測するのが難しいため当たり外れができてしまいます。
ワクチンの効果
WHOの厚生労働省では65歳以上の健常な高齢者について、約45%の発病を阻止でき、約80%の 死亡を阻止する効果があったと報告されています。乳幼児については、1歳以上で6歳未満の幼児では発病を阻止する効果は約20~30%で、1歳未満の乳児では対象症例数が少なく、効果は明らかでなかったという報告があります。
現行のインフルエンザワクチンは、完全予防できるだけではありませんがしかし、インフルエンザの発病を予防することや、発病後の重症化や死亡を予防することに関しては、一定の効果があるとされています。
インフルエンザの接種時期
- インフルエンザワクチンは接種してから抗体ができるまでに約2週間かかる
- 予防接種の持続効果は1~2か月がピークで6か月
- 13歳以下はしっかり免疫をつけるため2~4週間あけて2回接種が必要
流行期間が12~3月なので2回受ける必要のある乳幼児や受験を控えている方は10月中~末に受けるのがベストです。
インフルエンザが受けられないケース
- ワクチン鶏卵内で培養するため、卵などに強いアレルギーを持つ方
- けいれんの既往症
- 免疫不全のある人
- 体調のすぐれない人や37.5℃以上の熱のある場合
以上の方は医師と相談して摂取するかを検討して下さい。
妊娠中や授乳中はインフルエンザ予防接種できるのか
産婦人科 診療ガイドラインでは治療基準が呈示されており、基本的にリスクが少ないので妊娠初期にかかわらずワクチンをうったり、治療をしたほうがいいと書かれています。
また国立感染症研究所からも妊婦にワクチンを接種した場合に特別な副反応の報告はなく、妊娠初期にワクチンを打っても胎児に影響はなかったという報告があります。
一方、授乳期間中ですが、インフルエンザワクチンは不活化ワクチンというウィルスの病原体をなくしたウィルスですので体内で増えることはなく、母乳を介して赤ちゃんに影響が出ることはありません。
注意:授乳に予防接種には支障ありませんが、タミフルやリレンザなどは母乳中に移行されるため投与中に母乳を与えられませんのでどれだけ予防が大事なことかわかりますね。
インフルエンザの治療
インフルエンザには経口薬、吸入薬などの抗インフルエンザウィルス薬があります。
発症から48時間以内に服用を開始すると、ウィルスの増殖を抑えることで発熱期間を短くし、症状の悪化を防ぐことができる可能性があるといわれます。
インフルエンザの料金
インフルエンザの予防接種は内科小児科にかかわらず様々な病院で扱われていますが、健康保険適用外(自己負担)のため、医療機関によって値段が違います。
全国平均は大人が1回3,000円~3800円、子供が1回2,000円~2500円が相場です。
医療機関のホームページで確認するもよし、病院に直接電話して料金を聞いても親切に教えてくれますよ。
安くてもワクチンの内容は一緒ですので安心して受けることができます。
インフルエンザ予防接種まとめ
インフルエンザ予防法として科学的に有効性が認められているのはワクチン予防接種のみとなっています。
10月の初旬には各病院もインフルエンザ予防接種の案内を出しているところが多い印象ですので料金など確認して受けてくださいね♪